実践プロジェクト
ソーシャルイノベーション・ソーシャルデザインの実践
国内のフィールド先において、多様な主体との協働を通じて、地域社会の課題解決に向けた実践的なスキルとマインドを身につけます。
《個別テーマ研究一覧》
ジェロントロジー研究(三重県志摩市)
シェアリングエコノミー研究(福井県永平寺町)
東日本大震災におけるエリアマネジメント研究(宮城県名取市)
現代アートを活用した地域活性化研究(新潟県十日町市)
地域観光プランニング研究(三重県志摩市)
三重県志摩市
ジェロントロジー研究班
三重県志摩市を対象としたジェロントロジー研究では、現代社会における少子高齢化社会を背景として、ご高齢の方々が、これからの生きがいをどう獲得するか、どのようなエピローグを迎えたいのか、などといったオーラルヒストリーの手法を活用して向き合います!
地域の病院や自治会と協力し、インタビュー調査を実施し、その調査結果を踏まえ、高齢化社会に対してどのような対策を講じることが出来るのか、皆で考えていきます。
地域の資源は、地域社会に生きる人々であるため、地域社会を総体的に理解するために必要なアプローチであると考えております。
また、私たちが志摩市内を縦横無尽に歩き周り、生活する地域の方々では気づかない志摩市内の魅力や改善点を発見し、アウトプットする活動も行います!加えて、病院における空間の改善や退院後暮らす場所の改善など、まち全体の環境を改善するライフイノベーションのラボ(実験室)も検討していきます。
オーラルヒストリーのアプローチは、「相手の視座に立って話を聞いて証言を残すこと」。一つの枠に当てはめずに、声をあげる一人一人のストーリーを先入観なく聞くこと、地域の方と寄り添いながら大切に学んでいきたいと思っています。
福井県永平寺町
シェアリングエコノミー研究班
地方部には、そこでしか知られていない地域資源(伝統料理や伝統芸能)が多く秘められています。
一方で、その地域資源を承継する担い手が不足している現状も存在しています。この課題を解決するためには、「体験を通した承継」が必要なのではないかと私達は考えています。
そのために、シェアリングエコノミーの各種プラットフォームを活用して地域の魅力を発信、地域に存在するまだ見ぬ魅力に触れることでそこの良さを知ってもらうことから地域資源の承継を目指しています。このプロジェクトを通して、本気で地域に貢献していきたいと考えています!
地域でひっそりと知られている魅力と出会うためには、現地に赴いてヒアリングを重ねることが必要不可欠です。皆さま、どうか応援よろしくお願いいたします!
宮城県名取市
震災復興エリアマネジメント研究
日本国内に目を転じると少子高齢化の中、地方部での定住人口の促進に向けた交流人口の増加が課題の一方で、名取市閖上地区におけるこれまでの震災復興という経験は、防災教育の拠点としての魅力を発信する事を可能としています。
しかしながら、同地区で進行している各種施設は各々に建設され、地域ブランディングを見据えた地域マネジメントが難しくなってきています。
そこで、これからの同地区を持続可能な場とするために、戦略的なPM(プロジェクトマネジメント)を仕掛けることを目的とし、地域と連携しながらの活動をします。
新潟県十日町市
現代アートを活用した地域活性化研究班
新潟県十日町市を対象とした現代アートを活用した地域活性化研究では、有数の国際芸術祭の1つである「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」に作家として出展します。
芸術祭を通した地域のオーセンティシティを調査分析しています。